2013年7月アーカイブ

Blue moon of Kentucky

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ブルーグラスの中で最もといっていいほど
有名なBill Monroeの『Blue moon of Kentucky』

青い色の満月というネーミングと違い、
1ヶ月の間に2度満月があった場合の
2回目の満月をさすそうです。

今年は8月21日の満月がそのBlue moonにあたるとのこと。

「ケンタッキーのブルームーンよ輝き続けておくれ
去った、それに不実だったあの人の上で輝いておくれ」

控えめながら、強い思いのこめられた美しい歌詞です。


さて、今年来日するというポールマッカートニー

Blue moon of Kentucky見つけました。


Blue Moon Of Kentucky - Paul Mc Cartney


太陽のトマト

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昔からの友人は一人娘で、母親は彼女が高校生の時に
病気で亡くなりました。
以来、父娘と暮らしていましたが、
そのお父さんも、数年前に亡くなりました。
親戚付き合いもあまりなかったようで、
天涯孤独になってしまいました。
お葬式はそういうことに慣れていない彼女が
一人で右往左往としてる姿が不憫で、
何もかも終わるまで私もその場を立ち去ることが
できませんでした。

その彼女が、父親の作ったトマトの話をするのです。
それは土壌にこだわり、毎日愛情を混めてつくったトマトで、
真っ赤になるまでもぎりとることがないトマト。
今はフルーツトマトとか、甘いトマトが出来ているのですが、
そのどのトマトの味とも違う。

百貨店で一番高いトマトを買ってみても、水に沈まないの。
お父さんのトマトは、糖度が高いから水に沈むんだよ、、と
何回も何回も聞きました。

先日、こだわってる近所のおじさんが持って来てくれたトマト。
これを食べて、彼女の言ってたトマトだと確信しました。
酸味と甘さと実のつまり具合。
愛情に満ちていて、まるで太陽のようなトマトでした。

早速残った二つだけを小さな宅急便で送りました。
彼女が涙を流さんばかりに
懐かしがってくれたことは言うに及びません。

こんなトマトを作る人。
その人は愛情深い人に違いありません。
彼女のお父様もできた野菜を車で配り歩くような人でした。
このトマトを通して、彼女のお父さんが天国から、
友人をよろしく頼みますと言ってるかのようでした。


暑い毎日がまだまだ続きますが、
どうぞお元気でおすごしください!

お澄ましと音楽

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新しいベーシストを迎えての第一回目のライブ、
無事終わりました。
たくさんの方に来ていただき、
本当にありがとうございました。
また、いろいろな方からお電話やメールをいただき
ありがとうございました!

新しいメンバーの、さのしょうじさんは、
ジャズばたけの方なので
ウッドベースもエレベも思うがままに演奏されます。
推進力のある生きた音で、
来て下さった方からも
嬉しいお言葉をいただきました!

カントリーは初めてということで、
渡した音源を一から分析され
「カントリーは難しい!」とおっしゃいました。

シンプルなことほど難しい。
ほんとにそう思います。
シンプルがゆえに
一つ一つの音がとても重要になってきます。

ところで、
いい音楽を聴くと「美味しいお澄まし」をイメージします。
カツオや昆布など、何種類かの出汁が
個性を発揮してもけんかをせず、
他の出汁の個性も生かしながら
きちんと計算された、あるべき場所に治まってる味。

高級なお店のお澄ましをいただくと、
濁りなく、その名の通り澄んでいて、そして深みがある。

ところが家庭で作ると、最もシンプルな料理なのに
この味はでません。

なかなか高級料亭とまではいきませんが、
美味しいお澄ましのような音楽を目指して
これからも頑張っていきたいと思っています。


about Dogwood Flower

京都府与謝郡在住。 学生時代に魅せれて以来、医療の傍らカントリーを歌い続けているボーカルのJimmy 衣川。
そして活動を共にする妻のIzumiと楽しく愉快な音楽仲間たち。
与謝野町のプライベートホールFiddleを中心に カントリーミュージックを奏でて楽しんでいます。
ぜひ遊びにいらしてください。

→ お問い合わせ ←
CD "The Old Side Of Town"

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