舘野泉のコンサート

| コメント(0)
DSCN0598.jpg

左手のピアニスト、舘野泉のコンサートに行きました。

舞鶴で初めて聴いたのは、15年以上前になるかもしれません。
その時は両手で弾いていました。
その時、是非フィドルで演奏してくれないかと
本人にお願いし、いただいた名刺のフィンランドの家に
FAXしたのですがうまり届かず、
考えてみたら世界的ピアニストに対して無謀なお願いだと
ハタと気づき(笑)
そのままになった恥ずかしい過去もありました。

クラシック好きの私の父も、彼のシベリウスが大好きで、

CDを買ってくれたこともありました。
ということで、私にとって(勝手に)
身近に感じているピアニストでした。
ですから、彼が倒れ
左手のみの演奏で復活を遂げたというテレビを見て、
ずっと行きたいと思っていました。

感想は、もちろん素晴らしいの一言!

片手を失っても、館野泉のピアノの魅力には、
全くかげりなく、最初から最後まで引きつけらました。
目を閉じていたら、2本の腕があるとしか思えません。
乗り越えてきた苦難をも味方につけた
表現力に満ちた演奏でした。

宮津の現代音楽の作曲家で、
平野一郎という人がいるのも
初めて知りました。
舞台にあがられましたが、まだ若い雰囲気の方です。
その彼の曲を絶賛され、館野泉に捧げられた曲を
世界中で演奏されてるということでした。

                〜〜〜プログラム〜〜〜〜〜


バッハ/ブラームス編曲:シャコンヌ ニ短調 BWV1004より

スクリャービン:左手のための2つの小品 前奏曲と夜想曲Op.9

モンサルヴァジュ:3つの肖像

                                  休憩

平野一郎:微笑ノ樹 〜円空ニ倣ヘル十一面〜
(舘野泉に捧ぐ/館野泉左手の文庫助成作品)

アンコール NHK大河ドラマ「平清盛」より 遊びをせんとや・海鳴

コメントする

about Dogwood Flower

京都府与謝郡在住。 学生時代に魅せれて以来、医療の傍らカントリーを歌い続けているボーカルのJimmy 衣川。
そして活動を共にする妻のIzumiと楽しく愉快な音楽仲間たち。
与謝野町のプライベートホールFiddleを中心に カントリーミュージックを奏でて楽しんでいます。
ぜひ遊びにいらしてください。

→ お問い合わせ ←
CD "The Old Side Of Town"

DWF Facebook

 

Live information

2018年12月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 5.03