機会をいただき香道のお席に出席しました。
お香を鑑賞することを「香を聞く」というそうです。
仏教国ならどこでもお香を炊く習慣はありますが、
「香を聞く」という香道にまで発展させたのは、
日本だけの文化。
香りは何かを呼び起こします。
先生がご紹介くださった古今和歌集の歌。
「さつきまつ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」
五月の花、橘のそばをとおったら、
昔のあの人の袖の香りを思い出した、、、という意味。
日本人の表現は美しいです。
先生は香道だけでなく、
狂言、日本舞踊、お茶、お花、古文などなど
日本文化に精通した方ですが、
その方が、日本文化の共通しているところは
「間」である。とのお話でした。
立ち姿だけでも「間」を感じられる立ち姿がある、、、。
ん〜〜〜深すぎて解るような、解らないような。
ということで、何かを垣間みた貴重な時間となりました。
関係者の皆様、ありがとうございました。
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